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低学年で語彙を増やすには あるブログより

「低学年で語彙増やすには」 読売新聞 2月12日
これは、小学校の先生が、新聞の「先生の相談室」に投稿したものです。
実は、私も、「子ども達の語彙力が弱いなあ」と以前から感じていました。特に強く感じたのが今から7年ほど前、小学校2年生の国語を教えていたときです。
読解で、野口英世の伝記を読みました。

野口英世は今から140年ほど前、福島県猪苗代湖のほとりで生まれました。とてもびんぼうなお百姓の子どもでした。村の子どもたちは、英世のことをてんぼうとよんでからかいました。赤ん坊のころ、いろりに落ちて、大やけどをしたため、手がぼうのようになってしまったからです。・・・・・・

ここまでで、「湖・ほとり・お百姓・村・からかう・いろり」がわからず、一人では場面がイメージ出来ない子が何人もいました。湖のほとりは、湖から遠く離れた場所だと思っていたり、いろりが分からないので、「いろりに落ちて手が棒のようになる」が全く想像できず、その悲惨さがわからないのです。そうなると、一つ一つ言葉の意味や状況を説明しなければならず、なかなか問題を考えるところまで進みませんでした。日常生活には何の不自由もない日本語力はあるのですが、意外に学習言語が弱い子がたくさんいるのです。

新聞では、Qに対して、本を読む、辞書を引く習慣をと答えていました。更に、回答者の先生は、2つのことをご自分が実践されていたこととして書かれていました。
①初めて知った言葉は使う
テレビ、本、人からその日初めて知った言葉を、その日のうちに使う。
②ありきたりの言葉は使わない
「微妙」「ふつう」「何となく」などの適当な言葉で済ませない。

私は、テレビでよくお笑い芸人さんが多様な場面で連発する言葉がとても気になっています。それは、「やばい」と「まじ」。美味しい料理を食べても「やばい」、バスに乗り遅れそうになっても「やばい」、綺麗な景色を見ても「やばい」。「やばい」という言葉のオンパレードです。そういうテレビを見ていると、子ども達の言葉もそうなっていきます。

きちんとした日本語が耳からも入らず、本も読まなくなると、日本語での高度な学習は難しくなります。せめて本を読む習慣だけは、幼児期につけたいものです。

☆こんな言葉ゲームはどうですか?
子ども達が、よく使う言葉を、「今日は一日家では使いません。他の言葉で言ってください」と話し、別の言葉で伝えます。上記の3つの「やばい」。皆さんなら、どんな言葉に置き換えますか。
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