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タトゥーに対する認識が変わりました。

ある記事を見て認識が少し変わりました。

日本ではタトゥーがいわゆるオシャレ感覚の“ファッションタトゥー”だと誤解されているケースが多い。
 タトゥーには、ファッション目的以外のものがある。それは、身体的・精神的な「命を救う」タトゥーがある。ここでは、「タトゥーをいれている」と聞いただけで眉をひそめる前にぜひ知ってほしい、タトゥーの全く違った使用法を紹介したい。

◆緊急時に持病を示すタトゥー
 英語で「メディカル・タトゥー」と呼ばれるタトゥーがある。これは緊急時のために、持病やアレルギー、もしくは見ただけではわからない内臓の異常(例えば心臓が左でなく右側にあるなど)をタトゥーでいれて、たとえ自分が話せない状態で搬送されたとしても迅速に対応できるようにするものだ。
 てんかんや重度の喘息、アナフィラキシーショックなどにも役立つため、メディカル・タトゥーを入れる人は増加傾向にある。救急隊が脈をとるときにすぐに見つける可能性が高い、手首の内側に入れる人が多いようだ。

◆乳がんによる乳房切除後のタトゥー
 乳がんによって乳房を切除した人たちの胸に、立体的に見えるよう陰影のついた乳首と乳輪をタトゥーでいれている。たとえ乳房再建手術で胸のふくらみが元のようになっても、鏡で乳首のない自分の胸を毎日見ることが大きな精神的ストレスとなり、元患者は「普通に見える」ことを望むからだ。色はその人の肌に合わせて調節する。また、これとは別に、乳房切除や手術によって残った大きな傷を覆うように花などの柄を入れるタトゥーもある。これもまた、毎日傷を見ることで闘病生活などを思い出すストレスを軽減する効果がある。

◆DVの怪我の跡やリストカットの傷を覆うタトゥー
 他にも、家庭内暴力による傷や、襲われて暴行を受けた際の傷を目立たなくするためのタトゥーや、昔のセルフカットの傷を覆うように入れるタトゥーもある。複数回刺された跡の残る腹部などに、美しい花や植物、もしくはファンタジー系のタトゥーをいれているという。こういったタトゥーは、サイズが少し大きめになる傾向があるようだ。

◆片耳が聞こえないことを示す「ミュートボタン」
 片耳が聞こえない女性が耳のすぐ後ろにいれた、スピーカーの隣に×印がついたタトゥーをした女性は、他人が聞こえない方の耳から声をかけて「無視されている」と腹を立てるのにうんざりして入れたそうだ。小さなタトゥーだが、髪をポニーテールにするとしっかりと見える。

 ファッションステートメントでもなくネイティブの血筋でもなく、自身の身体的・精神的健康のためにタトゥーを入れる人たちがいる。もちろん見ただけではファッションなのか、そういった目的なのかを見極めるのは難しいし、「そういう人もいるのだから銭湯をオープンにしよう」という主張をするつもりもない。ただ、条件反射的に「悪趣味」とか「怖い」という感情をもって眉をひそめるのではなく、こういった目的のタトゥーがあると知るだけでも、異質に見えるカルチャーを少しだけ理解するきっかけになるのではないだろうか。


私は決してタトゥー推奨派ではありませんが、こんなにも色々な目的があるなんて考えてみたこともありませんでした。一方的なものの見方って偏見を生むことがよく分かりました。
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